事務所員の独り言〜落とし物に現れる高齢化社会〜
おはようございます。
1週間近く開きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日の東京は雨です。先週は沖縄が梅雨入りしたとのこと。これから鬱陶しい雨の季節となりますね。そろそろ今年の梅雨対策の用意もしないといけないと考えています。とは言って新しい傘(ここ数年はビニール傘で対応しています。)を買うわけでも無く、新しく用意するとしても防水スプレーくらいでしょうか。
「雨の季節」で思い出したのですが、1カ月くらい前の日経新聞(2019年4月26日)に面白い記事が載っていたのを思い出しました。雨の季節→傘→忘れ物と連想して、落とし物の話です。
忘れ物の王様と言えば「傘」と思っていましたが、忘れ物も時代によって変わってきているとの話。東京都内の話ではありますが、平成の30年間でおよそ3倍に増え、中身も「傘」から「衣類」、そして「ポイントカード」へと移っているとのこと。(記事には「拾われた現金」が2倍になり、2018年の1年間で約38億円になり、バブル期を超えたことも話題となっています。)
なぜ現金が増えるのかに関しては、関係者も頭をひねっている状況の様ですが、記事中の推測では「一人暮らしの老人が増えたことも一因ではないか」と考えているようです。こんなところにも高齢化社会の弊害(?)が出ているようで、少々考えさせられるものがあります。
司法書士の業務として、日々相続や遺産承継、家族信託等に関わっていると、こんな記事一つ読んでも色々と考えてしまうようになりました。
ということで、今日はここまでにしたいと思います。(この話題は書き始めるときりがないので、また別の機会に別の観点でも書いてみたいと思います。)